住まいの完ぺきは続かないから足りないくらいでちょうどいいかも

ミニマリスト持ち物

こんにちは~

わが家は東京に来てからずーっと賃貸暮らし。

大阪の家も、私が建てたものではなく旦那の両親が建てたものだし、実家ももちろん私が建てたものではない。

結局生まれてこの方自分で自分の理想像を家という形にしたことはない。

だから当然それは、私にとって完ぺきな形で存在したこともない。

いつも足りない部分を持っている。

だけど、それでいいのではないかと、最近思えてきた。

最初から足りないところだらけ

賃貸住宅に暮らす私でも、どんなところだって住めるよ!とはいいがたい。そこそこの希望は持っている。

タダ・・・理想ではなくて希望。

希望は、必ず具体的である。

そして、優先順位がしっかりついている。すべてが叶えられないことも知っている。

賃貸は、他人の作った箱なのだから、私の思い通りにいかなくて当たり前。

最初からハードルは低い。

その上、希望の上位に家賃安くが来るもんだから、たくさんの希望を叶えられるわけもない。

スタートは、いつもマイナスからだ。

だけど、なぜだか絶望したことは一度もないのである。

ここだけは妥協しない

私が住まいに求める一番の希望は、家賃と部屋数と日当たり。ここに、基準を合わせて家探しをする。

そんな条件で検索に引っ掛かってくるのは、たいてい築30年以上の物件になる。

年期の入った物件は、意外とうわべはきれいにリフオームされててわからない。

一見よく見えるが、古さは隠しきれないものだ。

特に水回りの設備は、昭和の様式のまんま。とてもきれいとは言いがたい。

風呂はステンレスで排水溝は鉄製、しかもサビサビで形も変形している。

トイレは小で流すと流しきれず、大で流すと水はねがする。

毎朝、配水管からは嫌な匂いが漂っている。

キッチンは低い作りなのに、吊り戸棚は届かないくらい高い。

などなど、突っ込み所満載の物件ばかりに住んできた。

こんな環境で嫌にならないのか?

そりゃーもっともっと水回りの新しいおうちに住みたいけれど、そうすれば家賃はぐんと上がってしまう。

私が一番嫌なのは、高い家賃を毎月はらうこと。

暗い家で生活すること。

プライベートが保たれないくらい部屋数がないこと。

それが回避されるなら、これくらいは我慢できる。

むしろ、この家賃でこのクオリティなら十分いけてるとさえ思える。

そして、壊れたらすべては大家さん任せ。自分が負担をする必要がないのが気楽でいい。

プラスを数える

古いからとか、自分の物じゃないからといって、汚くつかうのはどうなのか?

人のものだけど、住んでる間は私たちの城である。

他人のものとか自分の物とか関係なく、今の自分を包む住まいなのだ。

毎日丁寧に掃除してあげると、家は答えてくれる。ような気がしてくる。

足りない部分よりも足りてる所に目がいくようになる。

張り替えられた畳は、雑巾がけしてやると艶を増し

入れ換えられたステンレスの窓枠は、いつまでもピカピカだし、網戸もスムーズに動く。

キッチンの収納は十分で食器棚いらず。

部屋は襖で仕切られているから、広くも、狭くもカスタマイズできる。

押し入れは広くて、収納家具も必要なくなった。

冬は温かく暖房いらず。

狭いからエアコン使ってもたいして電気代も高くない

しかも、駅から徒歩3分で、家賃激安、エレベーター完備、駐輪場バイク置場は無料!

こんなにあった!いいところ。

私にとって賃貸は最高に後腐れなくていい。

いずれは、親の住まいを処分するときが来るだろう。

それを考えると気が重くなる。

あんなにキラキラしていた新築一戸建ては、ただただ要らないものがいっぱい詰め込まれた箱でしかない。

人は飽きるいきもの

理想のお家を注文住宅で建てる人は多い。主婦にとってキッチンだったり、夫にとっては書斎だったり、庭のバーベキューコーナーだったり・・・さんざん考えてようやく完成した家に暮らし始めるワクワク感は、半端ないことだろうと想像できる。

しかし、果たしてその高揚感はどれくらい続くのだろう。

人は、どうしようもないくらいに飽き症だ。真新しいその家も、住んだ瞬間から少しずつ劣化していき、最初の姿をとどめることはない。そしてそこに住む人だって、最初の感動を同じくらい持ち続けられることは皆無だ。

日々心は変化していくから、理想もまた変化していくんではないか。家族なら、子供は成長し、大人は老化する。

そのときに家に抱く理想はまた全然違ってきて当然。だけど、家は変化する理想についてきてはくれず、逆に理想からどんどん遠ざかっていく。

住んでみて気づいたんだけど、ここもうちょっとこうしたらよかったよね・・・

こんな不満が漏れてくる。

そこは確かに理想郷だったはずなのだが・・・・いつの間にかただの箱みたいに思えてくる。広すぎる箱、持て余す箱、手間のかかる箱となる。箱の立場から言わせてもらえば、勝手なこと言うよね~って感じでしょうか。

今日も遊びに来てくださってありがとうございます(“⌒∇⌒”)

コメント

すみっこ

50代主婦。
3人の子育て期を完了。第二ラウンドの鐘が鳴った。
老いるからだと戦いながらも楽しく生きてくための試行錯誤しています。
暮らしは地味に小さくを心掛け、全国を旅行しようと目論んでおります。

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