賃貸住宅の家賃交渉に挑戦

老後不安のないお金のはなし

今回は、毎月の痛い固定費である家賃を下げることに挑戦したお話です。

今のおうち気に入ってます

我が家は、賃貸住宅です。

3階立て、4DK、71平米の一戸建て築32年。

最寄り駅まで徒歩7分。

一番のお気に入りは、トイレがふたつあることです。( *´艸`)

5人家族でも、ゆっくり用が達せます。

収納はクローゼットがゆったりあって申し分ありません。

築32年だけあって、LDKではなくDKという構成になってます。

今風の開けっ広げな空間ではなく、締め切りの個室です。

家族でくつろいだりご飯食べたりするリビングは、5畳という狭さです。

しかし私は、ここもお気に入りポイントなんです。

狭いゆえに光熱費が抑えられる。

ソファーが置けないので、寝そべって動かないトド的人物も生まれない。

古くはありますが、広さや立地から分析すると15万円くらいの価値がある物件ではないでしょうか。

この物件に出会ったのは4年前。

ということで、今年は2回目の契約更新なのです。

東京は、更新のたびに更新料というものを払わなくてはいけないルールの物件がほとんどです。

我が家の更新料は、賃貸料金の一か月分。

それに、火災保険や事務手数料などを取られます。

2年に一度とはいえ、かなり痛い出費となります。

見かけリフォームでは隠せない老朽化

このお家に出会ったとき、壁は真っ白の壁紙に張り替えられ、トイレはウォシュレット付に、洗面台はシャワー付きにリフォームされていて、築28年の割にはきれいでした。

しかし・・・

2年前から暴風雨や台風が頻繁におこっています。

そんなドギツイ雨が少しずつ老朽化していた建物の壁や屋根から浸透していたみたいです。

去年の台風時には雨漏りで、コッや空き缶を何個も置かなくてはならないような悲惨な状態になりました。

雨漏りが治まっても、水分は湿気となって残り、壁やクローゼットの中にカビが発生しました。

雨漏りは、管理会社さんへ伝えていましたが、一時的なものなので、早急の対応は求めていませんでした。

しかし、カビ発生は、人体にも影響が出ますので、もうゆっくり構えてはいられなくなりました。

そこで、この際、家賃交渉も一緒にやってみようってことになったのです。

家賃交渉

旦那さんは、ベテラン営業マンです。

交渉はお得意分野なのでなんだか張り切っていました。

管理会社から、更新のお知らせが届く前に、お家の老朽化所のこと、カビのことなど現状をお知らせし、それに伴い、ずばり希望家賃を提示しました。

現家賃は、115,000円で、それを100,000円にしてくださいという少し大胆なお願いでした。

管理会社は、それを受け、直ちに大家さんに連絡してくれたようで、数日後、うちの状況を点検にやってきました。

説明すればするほど、大家さんはうつむき加減になっていき、なんだか気の毒な感じ。

不動産投資も結構大変だな~(;^ω^)って思いました。

そして、数日後、管理会社から結果のメールが届きました。

結果は

5,000円

だけ減額。

11万円となりました。

改修工事にかなりの費用を要するため、希望価格は勘弁してほしいとの理由でした。

黙っていればそのまま、声に出したから得られた結果

最初に言いましたが、本来このあたりで、このくらいの物件であれば、15万くらいしています。

そもそも、11万5千円という破格値で貸していただいているわけです。

そんな気持ちで遠慮して、何も言わずにこのチャンスを見過ごしていたら、あちらからは絶対に

かなり古くなってきたのでね。お家賃お安くしときましょうか?

とは、言ってはくれません。

たとえ一円も負けてくれなかったとしても、誰も損しないのであれば

言ったもん勝ちなんですよね。

最初から希望価格を少なめにしないでください。もっと少なくなります。((+_+))

希望は多めにしておいて丁度いいんですよね。

一年で6万円の節約

な~んだ、たったの5,000円かよ。

って思われるかもしれませんが、一年で計算すると6万円も節約できたことになります。

お家賃の節約は、生活費の中でもかなりの比重を占めていますので大きいです。

今の食費を5000円節約するのは、めっちゃくちゃ大変ですから・・・

節約できた5000円は、今の75,000円の貯金にプラスして80,000円にします。( *´艸`)

まとめ

また2年後、家族構成に変更がなければ、また家賃交渉に挑戦する予定です。

  • 契約更新時がチャンス。
  • マンションなら、空き部屋の物件情報を調べて家賃が、自分ちより安ければ、交渉チャンス。
  • ダメもとで、交渉してみる。

上記ももちろん大事ですが、借りている側の姿勢も大事だと思います。

持ち家であっても、賃貸であっても、我が家には変わりありません。

毎日愛情込めてお掃除してあげること、途切れなく家賃の支払いをしていることが、家賃交渉の基本ではないかと思います。

管理会社さんが突然来ることもありますが、整った状態を見ていただいていると、その方の中で我々にたいしての信用が生まれます。

いつも、物件を大事に使っていただいている借り主さんだから・・・っていう気持ちも持っていただけます。

そこは人間同士、愛の力です!(^^)!

コメント

すみっこ

50代主婦。
3人の子育て期を完了。第二ラウンドの鐘が鳴った。
老いるからだと戦いながらも楽しく生きてくための試行錯誤しています。
暮らしは地味に小さくを心掛け、全国を旅行しようと目論んでおります。

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