平日はほぼ毎日です。
旦那さんは、私の作ったお弁当を持っていきます。
1食200円也~
え?お金取ってるの?
はいそうです。
鬼嫁だね~。
確かに!そうかもね。
だけど、お互いに納得してこう決めてるんです。
なぜ200円取るのか
旦那さんの職業は、ずっと営業マンでした。営業マンは、朝会社を出たら夕方まで帰ってくるな!っていう教育を受けています。今はどうか知らないけど。
そうすると、昼食は外食と決まってしまいます。なので、お小遣いは、昼食込みの金額ということになります。決して、贅沢なランチはいただけないでしょう。
東京に転勤してからは、ますます外食費の負担は増えていたと思います。東京は安いランチが少ないから。
そこで、旦那さんは考えた!
手作り弁当を持って公園なんかで食べれば、お金が浮くんじゃないかってね。
そんな相談を持ち掛けられて、いいよいいよ~とならないのが鬼嫁。
私の頭の中はこんな感じ。
- 食費の節約にいそしむ毎日なのに、お弁当は食費圧迫になるじゃん
- そもそも小遣いの中に食費分入ってるのに丸儲けかい?
- 正直面倒くさい!朝忙しいのに業務が増えるぞ。
こんなもやもやが一瞬で箇条書きになって現れました。
しかし、ここできっぱり断ることは、知恵がない。
どちらも納得できる方法はないだろうか。
どちらかが損をするやり方だと続かないもんね。
そこで、こちらから提案を持ち掛けてみた。
お弁当いくらだったら買う?( `ー´)ノ
買う?(@_@)
こんなストレートな質問に最初は戸惑った旦那さんでした。
1食200円でどう?
外食の4分の1。
コンビニ弁当の5分の2。
ただしおにぎり2個なら、負けてしまいます。コンビニおにぎりのクオリティーを3倍は超えるような弁当にすることを誓います。
この200円は、私の豪華ランチ代にばけるわけじゃないよ。
この200円は、お弁当のクオリティーを上げるために使うんだよ。
そんな、私の説明に深く納得した旦那さんでした。
確実に成果が出た
外食ランチだった時は、お財布からお札の出入りが激しくて、財布の中身なんてぜんぜん把握してなかった旦那さん。
うわ~今日は財布にお金いっぱいあるわ~。(^3^♪
( `ー´)ノそれ、この前、交通費精算して返してもらったお金ちゃうか?
かと思えば、クレカの清算で、お金返してって言ったときに限って財布にお金がない状態だったり。
お金の管理には不安ありありの旦那さん。
ところが、弁当男子に変身したとたん徐々に様子が変わっていった。
弁当代は、25日の給料日にお小遣いから天引き。
だいたい毎月、4,000円くらいですかね。
外食してた時は、毎月15,000円くらいかかってましたから、約5分の1の節約。
その浮いたお金で、彼はなんと!株式を買いだした!
少しずつ買い増しして、今や200万円の株式をお持ちです。
投資に拍車がかかったのか、今度は、毎月15,000円を積み立てて、投資信託も始めちゃった。
200円弁当に変え、所属部署が営業から内勤に変ったこととコロナの影響で、夜のお酒の席がなくなったことなどが重なって、
旦那さんの個人資産は300万近くまで膨らんでいるらしい。
こんなに人って変われるんだ。
お見事です!
パラサイトにならないために
毎日、嫌がることなく、できるだけ笑顔で、できるだけ彩よく、できるだけヘルシーな弁当を作る母を見ていた娘。
私も就職したらお弁当持って行かなあかんから、作ってもらおうかな~( *´艸`)
ええで~
1食200円で承りませ~( `ー´)ノ
え~??娘からもお金取るのん?
あったり前田の〜
だって、実家暮らしは、掃除洗濯食事付ですよ。そのうえお弁当までタダなんて、ありえへん。
オプション料金200円頂きま~す。
鬼嫁は、鬼母でもあった。
子供と言えど、成人し、就職し、稼ぎがあるわけで、こうなったらもう大人扱いしなきゃ失礼でしょう。
これは、子供を自立させるために絶対に必要なこと。
世の中そんなに甘くないんやで~
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