親が亡くなったときの心持(前編)

お葬式の記録

長いお休みをしてしまいました。

初めて親を見送りまして、いろんなことを勉強しました。

平生の自分の取り戻し方

早朝6時に母から電話を受けたときは、恥ずかしながら、心臓が飛び出そうなくらいの状態になり、走ってもいないのに息切れがして、家族に今、起こっている状況を伝えることも困難な状態でした。

実家の居間で父が倒れていたところで母が見つけて救急車を呼びました。その時には、反応もなく手が冷たくなりかけていたらしいです。

そこから1時間ほどで、父が逝ってしまったと知らせがきました。

こういう時は、やっぱり頭が真っ白になり何も手につかなくなります。

だからこそ手を止めてみる。

手を止めて深呼吸。

何もしない時間を一瞬作ります。

慌てれば慌てるほど何もできなくなるからです。

しばらく止まってみて、

再びいつもおこなっている家事に戻りました。

まずは、家族をいつも通り送り出すことに注視する。

そうしているうちに頭が整理されてきました。

父の命が、まだつながっている状態であれば何もかも放り出して駆けつけるべきですが、もう死に目に会うことが叶わなくなってしまった今は、慌てても悪いことしかないでしょう。

当分大阪にいれるように段取りもできれば安心です。

いつも通り掃除をし、今晩のご飯を用意して、ようやく大阪行きの用意をし始めました。

自分の喪服と小物をバックに詰めて、家族の喪服をわかるところに出しておいて家を出ました。

時間は10時を過ぎていたので、今から出る旨を妹に伝えました。

妹は、いつも通りの感じで対応してくれて

まだ死因を確定するのに時間がかかるから、慌てなくても全然大丈夫と言ってくれました。その声にほっとして、火の始末や戸締りも冷静に行って出ることができました。

父の死因は、大動脈解離でした。心臓近くの動脈が裂けて大出血を起こす病気。

母がしきりに、石原裕次郎と同じやで~と言ってました。

たぶんきっと苦しむ間もないくらいあっけなく逝ってしまったんだと思います。

周りはビックリしてしまいますが、なかなか羨ましがられる最後なのではないでしょうか。

なんとか、昼前の新幹線に乗れました。

コロナのせいでしょうか車内はガラガラでした。

席に座ったとたん急に悲しくなってくるんですね。

誰もいないので誰にはばかることなく悲しめます。

ですが、悲しみに沈みこんでしまうと浮き上がってこれなくなりそうな怖さを感じてしまいました。

今の自分に出来ることは何だろう。

そう思ったとたんふーっと自分が帰ってきました。

私で出来ることを探し始めました。

youtubeで親がなくなった時するべきことを片っ端から検索し、メモに箇条書きしていると悲しみの淵から離れることができたんです。

親が亡くなって、悲しむことは当たり前です。

でも、悲しみにとらわれすぎたら苦しさしかありません。

考えても後悔しか出てこないでしょう。そんな中にも自分のやるべきことが見つかれば、それに集中することで救われるんだってことに気が付きました。

やるべき手続き

父は、生前、

ひとつにまとめてあるから、すぐわかる。

って自慢気にファイルを見せてくれたことがありました。

そんなものがあるなら何も心配ないな~って安心していましたが、製作者と使用者の思いはそう簡単に通じ合うものではないんですね。

実際は、推理小説のごとく複雑で、暗号を解くかのような作業を伴いました。

下記に挙げたものが主なミッションとなります。

  1. 年金関係
  2. 健康保険関係
  3. 介護保険関係
  4. 免許証の返納
  5. 携帯電話関係
  6. 様々な名義変更
  7. 預貯金関係

年金関係

亡くなって10日以内にしてしまわなくてはならないのが、父の年金の停止作業。

放っておけばペナルティーを科せられるらしい。まだまだ悲しみの最中なのにね。

でも、親の死亡を隠して、いつまでも年金をもらい続ける家族の事件も時々聞きますから、これは大事なことなんでしょう。

手続きは、役所ではありません。年金事務所の仕事となります。

年金事務所でやること

  • 死亡者の年金停止
  • 未払い年金が、後で振り込まれるように口座登録
  • 遺族年金の手続き

年金事務所では、上記3点の処理を行います。

未払い年金とは、年金は後払いなので、年金停止した次の月の年金が未払いとなります。その年金は、手続きしなければ貰えなくなってしまいます。

無事、母の年金振込口座に入金してもらえるように手続きできました。

年金事務所に辿り着ければ、スムーズにこれらの作業はしてもらえます。

ただし、持ち込む書類に不備がないことが大事です。

東京には、結構近くに年金事務所が置かれていますが、実家はそうではないため、忘れ物で行ったり来たりするのはかなりの負担になりますからしっかり持ち物は揃えていく方がいいです。

必要な書類

  • 死亡者の年金手帳(年金番号)と証書
  • 母の年金手帳(年金番号)
  • 父の死亡が確認できる戸籍謄本
  • 母の身分証明書
  • 母の年金受取口座の通帳(コピーを取られました)
  • 認印

年金証書は、無くしている方も多いらしくて、現物が無くても番号があれば何とかなるようです。

一番苦労したのは、戸籍謄本でした。

亡くなったのは年末で、私が実家に居れるのもリミットがあるため、28日に全ての手続きを終えたいと思っていました。

ところが、父の部分に除籍と印字されるには、死亡届を提出してから10日を要すると言われました。

ダメもとで、市役所に事情を説明すると、土日を挟んで6日目に出していただけました。本当に感謝です。

健康保険関係と介護保険関係

ともに役所での手続きとなります。

持ち物

  • 健康保険証
  • 介護保険証
  • 葬儀埋葬費の振込先

健康保険から、葬儀埋葬費が支払われます。

今回は5万円頂けるそうです。早速振り込み口座の手続きをします。

金額は、市町村などにより異なります。

同時に、健康保険証と介護保険証を返納します。

ただし、病院の支払いが終わってない場合は、健康保険証は後で返納します。

後ほど、介護保険料や健康保険料の清算書類が届くようです。人によって、追納や返金があるそうです。高額医療の清算も勝手にやってくださって、返金される場合があります。

免許証の返納

こちらは、最寄りの警察で行います。

父の免許証と死亡届けのコピーだけ渡せばOKでした。

注意点

今日はここまで・・・

続きはまた明日。

最後に注意点を

  • 死亡届は5部以上コピーを取っておく
  • 戸籍謄本もコピーを取っておく
  • 出かける前に電話で詳しく必要書類を調べておくこと

慌てればそれだけ時間を要する結果になりますし、事故に巻き込まれたり二次災害を起こしてしまう可能性も出てきます。

まずは、平常心を心掛けましょう。

コメント

すみっこ

50代主婦。
3人の子育て期を完了。第二ラウンドの鐘が鳴った。
老いるからだと戦いながらも楽しく生きてくための試行錯誤しています。
暮らしは地味に小さくを心掛け、全国を旅行しようと目論んでおります。

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