毎朝お弁当を作る。二人分。
そこにいつも入るのは、きれいな黄色い玉子焼き。
まずまず毎日自信作の玉子焼きは、
慣れた玉子焼き器があってこその結果。
なのに今日は、満足の玉子焼きができなかった。
キッチン侵入者あり
朝、玉子焼きが上手にできない時。
前日に私以外の侵入者が玉子焼き器を使っている。
昨日の侵入者は、旦那さん。
体重を気にして、夜ご飯を調整すると、そのストレスを朝食で補いたくなるみたい。
いつもの朝食は、分厚い食パンの断面に格子模様に包丁で切れ目を入れて、
バターを落とし込んだバタートースト。
なのだが、口寂しい夜には、卵をがっつり載せたり、ウインナーを載せたりしてみたくなるらしい。
そんな超ボリューミーな惣菜トーストを夜のキッチンでこっそり作っている。
たとえこっそり作っていたとしても、それは朝にはバレてしまう。
なぜなら、玉子焼き器が教えてくれるから。
油を馴染ませ溶き卵を流し込み、菜箸で端からめくりあげる。
その瞬間・・・
あ~またかよ~って、テンションが最低になる。
玉子が、玉子焼き器の表面に張り付いて、上がってこない。
仕方なくコテを使うが、それでもきれいには上がってこない。
仕方なくいつもより火力を落として、がりがりくっついた卵をはがしながらひっくり返す。
当然いつもの黄色くてふっくらの玉子焼きにはなってくれない。
何とか形には持っていけても、ところどころ茶色い、ツヤのない玉子焼き。
またやってくれたわね(◎_◎;)
だけど感情的に怒らないようにしている。
旦那さんももうすぐ会社を辞める。
そのあとには、私に代わって料理もして欲しいし、本人もしたいみたい。
その気持ちは、絶対になえさせてはいけないのだ。
うまく操縦できるかどうかは、私次第ということ。
玉子焼き器は実はとっても奥が深いってことから伝えなくては・・・
500円の玉子焼き器
うちの玉子焼き器は確かニトリで買った500円くらいのもの。
同じ場所にあった、ティファールの玉子焼き器と15分くらい迷った覚えがある。
でも、こちらのお安いほうにしたのは、
フライパンも、消耗品だから、きっと玉子焼き器も同じ。
高いものを買っても一生モノにはならないという結論からのこと。
卵焼き器って、新しいほど上手くできなくて、修行が必要になる。
もしかして、ティファールならば、すぐにベテラン級の出来映えになるのかも。
しかし、私は、諦めずにこの500円の卵焼き器を育てることにしたのだ。
それからもう、4年ほどになる。
500円の卵焼き器は、もう大ベテラン。
不意の侵入者がいない限りは、いつも同じ具合でいい感じの卵焼きが焼き上がる。
玉子焼き器をベテランにする方法
卵焼きが上手く焼ける卵焼き器に育てるには、
絶対に卵以外は焼かないこと。
これに尽きる。
卵以外の調理をして、焦げ付いたりすれば、水洗いをしなければいけなくなる。
この、洗うという行為が卵焼き器を劣化させてしまう。
卵焼きや薄焼き卵だけ焼いていれば、こびりつくことがないから、ティッシュで軽く拭き取るだけ。
うちのキッチンに専用といえるお鍋やフライパンは、この卵焼き器だけ。
炊飯鍋であっても、麦茶を沸かす鍋と兼用。
他ももちろん兼用。
ミニマリストはとにかく兼用が好き。
だけど、この卵焼き器だけは、専用。
毎朝必ず使う卵焼き器は、たとえ専用でも持つ価値があるから。
旦那さんに、卵焼き器で卵以外のものを調理した?って尋ねたところ、やはり、ピーマンの細切りを炒めて、そして焦がしてた。
卵焼き器はね、卵焼き以外はしないでね。
朝のお弁当に入れる卵焼きがグチャグチャになるからね。
優しく優しく
旦那さんに説いてみた。
たぶん忘れてまたやると思うけど、忘れたらまた説いて説いて…根気よく。
ベテランの卵焼き器を育てるように、家事のできる旦那を育てよう。
今日も遊びにきていただきありがとうございます。
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