東京転勤になって、15年。
子供のこと、旦那さんの会社の事など色々あり、その都度立ちはだかる壁を越えてきた。
ここでまた、大きな壁にぶち当たる。
義母VS嫁
私は、大阪在住時代義父母と同じ屋根の下に同居してた。
もちろん仲は良くなかったよ。
むしろ悪い方によりガチかな。
自分はいい姑だと思い込んでる女と、いい嫁と思われたい女は、どうしようもなく噛み合わない。
羊の革を被った女達は、その煩わしい革を脱ぎはじめ、修復不可能なくらいの関係に至る。
心の中は、恨みつらみで爆発しそう。人生でこんな嫌いな人間いるかなってくらいになってしまった。
昔は、こんなことをよく言われた。
同居するなら初めからの方がうまくいく。
デタラメな言い伝え。
経験者は語る
できれば、できるだけ、絶対、同居はしないにこしたことはない。
女は、心に記憶を貯める性質があるらしい。
どうりで、28年前からの嫌な記憶を鮮明に覚えている。
離れて暮らしてからは、ほとんど心の引き出しにしまっとけるようになったけど、たまに夢に出てきたりすると午前中は、モヤモヤ嫌な気分になる。
当時、同仕様もないと旦那さんが判断して、普通の一軒家にキッチンをもう一つ作ることにした。
その資金700万円。
コツコツ8年かけて貯めた貯金を全額惜しみなく吐き出した。
生活が分離して3年後、転勤命令が出た。(ب_ب)
もう少し早ければ全財産吐き出すこともなかったのに
そんな気持ちもあったけど、これは神様からのご褒美。
ありがたくちょうだいいたしましょう。
離れると大人になれる
転勤してからは、年に2度、盆と正月だけ顔を合わす関係に。
一緒に暮らしていたときとは全く違う扱いをされた。
まるでお客様。
食べたあとの洗い物をするだけで、感謝される。
夢見てるみたい。だけど夢は、長く続かない。3日くらいが限界かなって空気で悟る。
一緒に住まなきゃよかったなって改めて思う。
もう二度とあの悪夢には、戻りたくないとおもってしまうからね。
83歳義母骨折
こうして、15年も幸せに東京で暮らせてきたのは、両親が4人とも元気でいてくれてるからだと感謝してる。
ところが、9月に入って悪報が飛び込んできた。
なんと、義母が腰を骨折。
オマケに入院を拒み、自宅療養希望。
コロナという最悪のタイミングだったからかなあ。
ようやく本格的に介護支援を受けるときが来たようだ。
今まで元気だったこともあり、こちらも介護の事はサッパリわからない。
しかも遠距離。
お正月に帰ったとき、なんとなく義父母の衰えを不安に感じて、毎月旦那さんを大阪に派遣することに決めたんだけど、ヤッパリ正解だったみたい。
ケアマネージャーというスペシャリストと繋がりを持ち、メールや電話でやり取りが始まった。
寝たきり
介護
怖い言葉もう何年も先の話ではないかも。
こんなに心の引き出しに、怒りの感情をしまい込んでる嫁には、できるのだろうか。
正直全くできる気がしない。
確かに確実に高い高い壁が見えてきた。
私は、これが越えられるんかな。
まだ、正面から向き合えない嫁はノープランのまま悩むばかり。
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