夏服を3枚買いました。
ワンピース
スカート
Tシャツ
今年の夏の買い物は終了です。
洋服は癒やしでもありますが、重荷でもあります。
重荷?
何言ってるかよくわかんないですけど。ってこえも聞こえてきそうです。
そんな荷物をおろして楽になったお話をしたいと思います。
着ない服は悪いものを呼び寄せる
結婚してから4回の窮地があったこと前にも少し書かせていただきましたが、ちょうど3回目の窮地に立たされていた頃のことです。
息子がうつ病の再発で大学を辞めて引きこもってしまったのです。
毎日悶々とする中、同じような悩みを持つ方のブログなどを読み漁る毎日を過ごしておりました。
この方よりまだ、私の方が恵まれてるとか思いながら。
ふと目に止まったのが、ミニマリストさんのブログでした。
お家の乱れは、心の乱れ、
溢れる物は気の流れを塞いでしまう。
溢れる物は悪い気を吸ってしまう。
その気が滞って悪いものを引き寄せる
みたいな
怖い事が書かれていました。
まさにこれは、我が家のことではないのか?
たしかに、家には物が溢れている
何にでもすがりたいですもの、できることがあればすぐにでも試してみたい。
藁をも掴む気持ちで始めました。
まずは自分の持ち物から。
今年袖を通した回数0回
今年袖を通した回数1回以上
これだけの目安でふたつに分けていきました。
たったこれだけの基準でも随分と、捨て組に入りました。
こんな服あったんだ。
そんな記憶すらない服もいくつもあって、タグがついたものなんかもあって、そんな服を見ると、ものすごく罪悪感が湧いてきます。
そして、何とかその服をまた着るようにならないかと考えてしまうんですが、
答えはNOです。
着ないなりの訳があるからです。
大事なことは、2度とこんな虚しい捨て作業をしないためにはどうすればよいのかってことを頭にしっかり叩き込むってことです。
リバウンドしないためにです。
残した服で生活していくとこんなことに気が付きます。
いつも選びがちな服とそうではない服があるってこと。
その服を分析してみました。
- 紺、黒、白、グレー
- 家で洗濯できる乾きやすい
- 肌触りがいい
- 軽い
- 冬なら保温力
- 夏ならとにかく涼しい
この条件を満たすものに自然と手が伸びていました。
その分析に従ってまた、ふたつに分けると、わずか1割ほどの服になりました。
靴は服以上に簡単です。
いくらデザインが気に入っていても、長距離歩いて足が痛くなるようならそれを選ぶことはなくなります。
歩けない靴は、体にも悪い影響がありますので、潔く手放します。
結果、サンダル、白スニーカー、黒パンプス、ショートブーツ、レインブーツの5足になりました。
9割の服を手放して見えた世界
残した1割の服。
それの内訳は、
仕事服
それ以外の服
職場は、ドレスコードが決まっています。
それに準じた服装を2パターン用意しました。
それ以外の服は、
毎日の普段着から
お出かけまで
全て網羅しています。
家事をする時は、エプロンを必ず着用します。
暑い季節と寒い季節、合わせても30着くらいでしょうか。
そのくらいで回していると、パターンはもう決まってしまいます。
朝、来ていく服選びに時間は全くかかりません。
靴ももう決まっています。
これ、メチャクチャ楽なんです。
女性らしくないと言われるかもしれませんが、もうこの楽チンを手放すことはできません。
これだけのアイテム絞りをすると、衣替えの必要がなくなりました。
お家洗濯が可能なものばかりなので、クリーニングに持っていくことも取りに行くこともお金を使うこともなくなりました。
旅行に行くときも、軽いものを選んでいるのでとても移動が楽です。
収納スペースに余裕があるから、無理やり詰め込んでいたときみたいにシワになりません。
アイテムが少ない分、お手入れも十分できます。
セーターの毛玉も直ぐに処理できますから、着るときはいつも気持ちよく着用できます。
数が少ないことは、楽できるばかりではなくて、いつも清潔感のあるいい状況を容易に保てるのです。
同じパターンで着用していても、そこに清潔感があれば、むしろそのほうがオシャレなのではないか?
そんなことに気づいたんです。
お気に入りは永遠に飽きない
新しい服を購入する時は、すごく慎重になります。
思いつきでは買えません。
アイテム入れ替えの必要が出たときに購入を検討します。
例えば、
白のTシャツがもう買い替え時期となると、色、素材、形はだいたい同じようなものを探します。
え?同じもの?
そうです。
それくらい気に入って選んでいるからです。
全く同じものは無理でも、それに近いものを探して、見つかればセールに関係なく購入します。
靴は特にそうです。
同じ履き心地を求めて探していたサンダルが、遂に3年目に見つかったときは、
これですよーこれ探してたんです
(。♡‿♡。)
って、声が出ちゃいました。
靴は、出会いが難しいんです。
私は、変形性股関節症の手術をしてますから、足に合わない靴は歩行の寿命を縮めてしまいます。
健康寿命を縮めてしまうかどうかの真剣勝負なんです。
それで悩みは消えたのかい?
はい!
速攻!とはいきませんが、徐々にそれは解決しつつありまして。
というか、私自身の変化ゆえのたまものではないかと感じているのです。
洋服を減らし、服選びが楽になりました。
物を徐々に減らすと掃除がしやすくなりました。
毎日がちゃんとできているっていう感覚が一日一日重なっていくと、すごく気持ちにゆとりが生まれました。
そんな私は家族にも少し優しくなったようです。
そうすると家族もまた、答えてくれます。
そんな関係が自然に当たり前になってきます。
もう何に悩んでたの?レベルまできちゃいました。
悶々とブログを読み漁って時間を食っていたあの頃からの変化は目を見張ります。
ミニマリストを教えてくださったブログの方たち感謝いたします。
そして、私も微力ながら悩める方にこの素敵な世界を伝えていきます。
持たないことで見える新世界・・・
コメント