妄想では支出は大きく利回りは小さく

老後不安のないお金のはなし

我が家の100歳までの金表(ライフプラン表)は、豪快な金使いの荒い老夫婦という設定がされてます。

夫婦2人世帯で、しかも2人とも無職で、それなのに年間支出は500万円という金使いのおかしな老夫婦です。

今持ってる資産をどんなふうに増やしてどんなふうに使うかは、長期戦の老後には欠かせないシュミレーションです。

しっかり使って楽しんできれいに死にたいものです。

多分できるは大方できないに等しいから

老後は多分このくらいまで生活費おさえられるよねって、生活費を超節約予算にすると全体的にお金が余ってすごくいい感じの金表に仕上がります。

だけど、こんな生活費で本当に100歳まで命がつなげるの?

死ぬときに何千万も残ってるのに、かっつかつの生活してるなんて、すごーく不合理だし、どこかで爆発するかもしれませんね。

だから、妄想の中の自分は結構浪費家でもいいんです。あくまでも妄想ですから。

できないような節約生活費で金表を作っても、現実にはそぐわないものになってしまいます。

毎月赤字が続くと、メンタルもやられます。

もう何がなんだかわからなくなってしまって、老後破産にも繋がってしまいます。これだと、金表を作った意味が全くありません。

私は、年間支出を生活費余裕費に分けて計上してます。

生活費は、今の生活費から試算して2人ならば…という数字を割り出し、カットできるものは極力カットの結構節約予算です。

その代わり、余裕費は、ザックリ200万~300万をドン!と、計上します。(この金額は試算によって随分変わります)

この予算があることによって、後々役に立つことがいっぱいなのです。

余裕費の役割

余裕費は、こんな時に出動します。

  • 衣料品
  • 家具や家電、雑貨と家の中の家財の購入や修理
  • 帰省
  • 旅行
  • 冠婚葬祭
  • 外食やレクレーション
  • 子供や孫、親など、大事な人へのプレゼント
  • 突発的な入院や治療費
  • 家賃の更新料

見てわかるように、必ず毎年使わないものもあります。なので、たぶん余裕費は、余ってくるとは思いますが、生活費が少ない分ここの数字に余裕があることで、心の支えになるんです。

余裕費は、使うかどうかは、関係ありません。

この数字を計上することによってこんな効果が生まれるのです。

  • 生活費の節約が楽しくなる
  • アクシデントにいつでも対応可能
  • 使える最高限度が頭に入るから、それ以上にならないように気を付ける
  • 無駄な節約をせずに済む

生活費の節約が楽しくなる

日々の節約って、ただしなきゃいけないっていう義務感だけでは続かないものです。

ここに、余裕費があることは、今日我慢することで、北海道に旅行して海鮮丼食べ放題に行けるんだ!とか思えるってことです。

これは、日々の節約のモチベーションになってくれます。

節約がいやなことではなく、いっぱい旅行に行けるという希望につながってきて、モチベーションがどんどん上がる効果が期待できます。

アクシデントにいつでも対応可能

この先、年老いた親もいるし、自分たちも老いていくわけで、いつ何が起きてもそんなにおかしくありません。

そんな突然の大出費があったとしても、対応できる余裕資金があればきっと乗り越えられます。

これがあるということで、無駄な安心を保険というもので購入する必要もなくなります。

我が家は、毎月の医療保険は全部解約しました。

高額医療制度があれば、収入が少ない世帯では、1か月5~6万円くらいの出費で収まります。

この費用を余裕費から出したとしても、まだまだ余裕がありますからね。

使える最高限度が頭に入るから、それ以上にならないように気を付ける

1年間に使える限度額をしっかり数字化して目から脳へ伝えれば、支出のブレーキになります。

何も具体化されていない場合、浪費家傾向の人ならば、

もう少しいけるよね~もう少しいけるよね~ってな感じで支出を繰り返しちゃいますし、

節約傾向で心配性の人は、お金があるのに使えなくて、楽しくない毎日になってしまうかもしれないです。

使える範囲を出すことは、見えない鎖が解けたような解放感で自分を自由にしてくれるんです。

無駄な節約をせずに済む

先にも書きましたが、どれくらい使っても資産が枯渇しないかのシュミレーションができているってことは、無駄に節約を続けて、お金を置いて死んでしまうっていう結末を防ぎます。

お金を稼いで貯めて増やしてきたのだったら、しっかり使って幸せを感じなくては、お金はそのためにあるんですからね。

今ある資産を全部出す

めいっぱいお金を使う計画は出来上がりました。

肝心のお金がなければ、この計画はなかったことになってしまいます。

今、どのくらいの資産がうちにあるのか、聞かれてすぐに答えられるでしょうか。

これがわかってないと100歳までの計画は始まらないんです。

先に述べた支出は、この資産次第で変ってしまいます。

今持ってる資産を金表にくわえたら、真っ赤っかな金表になってしまった場合、次の対策が必要です。

  • 年金を繰り下げ受給する
  • 資産運用をしてお金を増やす
  • できるだけ長く働く
  • 余裕資金を削る

今まで一生懸命貯蓄をしてきたり、退職金をたくさんもらえてまとまったお金がある場合は、

最初は貯蓄から取り崩しをして、年金はできるだけ繰り下げ受給をするっていう方法が、一番ノーリスクハイリターンです。

年金は、1か月繰り下げれば0.7%増えるので、利回りとしては大変優秀です。

しかもこの金額が死ぬまでもらえるようになります。

定年までまだ時間があるっていう人は、資産運用です。

我が家も資産運用で、今まで貯蓄してきたお金の40%を使って投資をしています。

いよいよ定年退職が見えてきたので、株式を安全なゴールドETFと債券ETFに替えていくことを検討し始めました。

株50%、債券とゴールド50%の比率まで株を売ってリバランスします。

これをすることによって、余裕費の額をできるだけキープできるのです。

まとまったお金がない場合は、働けるだけ働く方法を取ります。

その収入から、少しづつでも積み立て投資に回せれば、結構な複利効果でお金は増えていくものなのです。

働けるだけ働くことで、年金の繰り下げも可能になりますから、働けなくなった時に、繰り下げ受給で増えた年金とコツコツやってきた積み立て投資の取り崩しで、余裕費を賄えるかもしれません。

でも、どの対策を取ったところで、金表の赤字が消えなければ、それは余裕資金の設定があっていないということです。

その場合は、潔く余裕資金を削ります。

たとえ余裕資金を削っても、生活費は別枠にありますから生きていくのには支障ありません。

利回りは低く設定しておく

さんざん使いたいだけ余裕資金を設定せよ!なんてこと言っておいて、結局無理じゃんと思われたかもしれません。

でも現実、ない袖は振れないということなのです。

余裕費をめいっぱい使えるようにするには、どんな方法があるだろうと、自分で勉強することが必要になるんです。

余裕費が見えれば、それに向かって何とかしたいという行動ができるようになるかもしれないじゃないですか。

だから、余裕費は数字化するべきなんです。

我が家の場合、マイホームは買っていませんので、その分貯蓄が多くできたものと思われます。

そのお金を、そのまま現金として何歳まで持たせられるかのシュミレーションもやってみましたが、70代で老後破産を迎えそうです。

やっぱりこの低金利社会では、増えない現金は弱いんですね。

そこで複利の力を借りて増やしていく方法をとることにしました。

株式と債券、ゴールドを半々で持った場合、もちろんですが、利回りは減るでしょう。

どのくらい減るかは、神のみぞ知る範疇ですから、想像できる中の低めの利回りで想定します。

株式だけなら4%で増えていく想定でしたが、リバランス後は1・5%の用心深い利回り設定にしました。

このようにしたうえで、増えた投資資金から、赤字になっている年に、お金を調達して穴埋めしていきました。

この時点では、余裕費はそのままの数字で動かしません。

とうとう投資資金が枯渇してしまったところで、余裕費の調整に入ります。

今50歳の時点で考えているほど、80歳90歳はお金を使う体力がなくなるそうなので、その年齢あたりから余裕費を少なくしてみました。

73歳までは300万円、83歳までは250万円、それ以降は150万円と余裕費を削減すると、全てが黒字化しました。

運用利回りは、低く設定し、余裕費においては、めいっぱい計上した後に調整、前半はめいっぱい計上し徐々に減らすという形に収まりました。

これで、実現可能なリアル金表の完成です。

この完成形では、投資のお金は、残り300万程度で100歳を迎えています。

めいっぱいお金を使いながら、葬式代はきっちり残すみたいなシュミレーションです。

100歳までの金表はこれで完璧ではありません。

周りも自分も一切変化しないことはありませんから、常に見直しが必要です。

もっと余裕費を削らなくては成り立たなくなるかもしれないし、利回りが良くてもっと使えるお金が増えるかもしれない。

いいことも悪いこともきっちり受け止めて、金表は一生更新していくものなんですよ。

未来は誰にもわからないですから、今出来上がってるものは妄想ですからね。(きわめて現実に近い妄想ということで・・・)

今日も遊びに来てくださってありがとうございます。(*^▽^*)

コメント

すみっこ

50代主婦。
3人の子育て期を完了。第二ラウンドの鐘が鳴った。
老いるからだと戦いながらも楽しく生きてくための試行錯誤しています。
暮らしは地味に小さくを心掛け、全国を旅行しようと目論んでおります。

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