子どもの教育費はたくさんかかる!!
赤ちゃんが生まれたら、具体的にどれだけお金が必要なのかわからないけど、とにかくいっぱい必要なんだっていうのはわかるんです。
だから、保険屋さんに相談します。
そこで、親切に教えてくれるんです。

学資保険は旦那さんの年齢によって保険料が変わってきますので、早く入った方がお得ですよ!
へ~そうなんだ。早く入ろう今すぐ入ろう。
もちろん我が家も速攻で学資保険に加入しました。
- 幼稚園から大学まですべて公立の場合・・・約1000万
- 幼稚園と大学が私立、あとは公立の場合・・約1300万
- 幼稚園から大学まですべて私立の場合・・・約2500万
我が家は、3人ですから約4000万かかったらしいです。すごいですね。払えてよかったです。まだ、一人残っていますが・・・
我が家の学費保険事情
一人目は、郵便局の学資保険でした。
このころは、まだ民営化する前だったので有名保険会社よりは、営利目的もそんなに濃くないかなという考えで決めました。
当初はあまり深く考えずに進められた金額で加入しましたが、ここで、どれくらいお得度なのか計算してみます。
返戻率とは、支払う保険料に対する受け取れる保険金の割合のこと。
100%より小さければ元本以下ってことです。
支払う保険料の総額÷受け取れる保険金×100=返戻金(%)
旦那さん30才 長男 0才 18才満期 保険金300万円
18年で
1万円×12ヶ月×18年=216万円(保険料総額)
300万円(保険金)÷216万円(支払い保険料)×100=約139%
この学資保険は、18年で39%増えたってことですね。
何も考えずに加入した割には、よかったのですが、この保険に加入したのは平成5年でした。
昭和51年~平成5年までの貯蓄性の保険は、お宝保険なんだそうです。
これは、それにあたりますね。ラッキーでした。
二人目が生まれたのは、平成7年でした。
そのときは、少し知恵がついてたので、返戻率を計算したんです。
旦那さんの年齢が2年違うだけで、返戻率は110%くらいに下がっていました。
躊躇している私に、営業マンは優しくアドバイスをくれました。

奥様を契約者にすれば、お得に入れますよ。
確かに、その時の私は27才で、世間の利率は落ちていましたが、契約者年齢で長男の時と同じくらいの返戻率を確保できそうです。
そんな甘い言葉につられて加入したのですが、今の私なら絶対に加入しなかったですよ。
だって、専業主婦の私が契約者なんて、保険の意味を成していないですもんね。
若いな~浅はかでした。
学資保険以外の手段
二人目の時に判断ミスしたことを反省し、三人目の時には、学資保険は考えず貯蓄で学費を積み立てる作戦に切り替えました。
保険部分は、掛け捨ての生命保険で補いました。
と、いうことで我が家の学費問題はなんとか解決いたしました。
ところで今、現在の学資保険の返戻率ってどうなっているのか気になったので、保険屋さんのサイトで簡単にシュミレーションしてみました。
これは、我が家の長男のときの条件と同じです。
父 30才 子 0才 保険期間18年 保険金300万円
保険料 月¥13.350 返戻率104.4%
お祝い金ありなら
保険料 月¥16,300 返戻率102.6%

お祝い金ってお得そうだけどそうじゃないのね。
18年積み立てて、4.4%増えたってことですが、26年前に比べると34.6%もしょぼくなってしまってます。これをどう判断されるでしょう。

銀行に預けるならまだ保険のほうがお得に感じるわ
そこで・・・
2018年1月から始まった積み立てNISAを利用して資産運用してみてはいかかでしょうか。
- ¥11,000を積み立てNISAを利用して、3%で18年間運用
- ネット申し込みの掛け捨ての定期型生命保険(保険料¥1,000前後)で1000万円の保障(これでもしもの時も安心)
毎月¥12,000必要
- 生命保険は解約。
- 積み立てNISAのお金は、なんと¥3,145,344
これは、金融庁のシュミレーターで計算してみました。
この方法のメリット・デメリット
- 学資保険よりも高いリターンが期待できる。
- 18年の長期投資でリスクが抑えられる。
- 利益にかかる税金が取られない。
- 一定期間の掛け捨て保険によって、少ない保険料で大きな保障を確保できる。
元本保証はないので、18年目に○○ショックで大暴落になったら、元本以下になるリスクがある。
まとめ
日本人は保険が大好き?ではないんでしょうけど、何かというと保険に頼りがちです。
自分たちの親の世代がそのように教えてきたのかもしれません。
確かにその時代の利息は今とは比べ物にならないくらいよかったので、親の言うことは間違っていません。
しかし、この30年ほどの間に日本はかなり変わりました。
昔の常識が今はそうではないってことが、山ほどあります。
今の時代に合った方法はたくさんの方が情報発信されています。
それを選択して行動していくのは、自分自身です。
子どもの教育資金と、パパの生命保険を混ぜない、混ぜるな危険!
それぞれの、メリットとデメリットを理解したうえで色々研究してみてくださいね。
投資は怖いものと決めつけないで、この機会に是非挑戦してみてください。
積み立てNISA(興味のある方はこちらへ)は、今のところ2037年までは、始められますので。
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