金額で選択するクセ

ミニマリスト買い物

KDDIの株主優待が届きました。

しかも3人分。カタログで好きな商品を選べるんです。

基本3000円相当のカタログ商品とされています。

しかし、実際に調べてみると、それ以下のものからそれ以上のものまで、2000円近い価格差があります。

物によっては、2000円付近だったり、4000円もするものもあったりするんです。

だったら、4000円の商品選んだほうが得でしょう。

って思いますよね。

もしも、カタログに金額が記載されていたら、私もやっぱり高い商品を選らんでますね。

だけど・・・その商品が一番欲しいものだったの?って聞かれたら、

そうだったようなそうでなかったような・・・。

もう、値段を知ってしまっている時点で、欲しかったのかどうかが曖昧になってしまってます。

この思考は、いらん物を買ってしまう思考です。

金額調べをしないで選んだ結果

今回私たちは、金額を調べず純粋に欲しい商品を選び出しました。

複数見つかったり、迷ったら、その時だけ金額を検索するようにしてみました。

その結果、

  • 山田養蜂場の有機はちみつ詰め合わせ(旦那さん選択)
  • とらふぐ塩辛(娘選択)
  • 北海道産づけサーモン(長男選択)

こうなりました。

3つもあるので、一つは長男夫婦にプレゼント。

今日、株主優待ライダーさんの動画で、KDDIのカタログ商品を安いもの順に順位付けしているものに出会い、視聴しましたら、

とらふぐとサーモンは、見事に3000円を超えておりました。

残念ながら、はちみつは、3000円を下回ってました。

だけど不思議と、注文した商品に後悔していません。

単純にそれが今も食べたいからです。

物の値段なんてあてにならない

マツタケが庶民の口に入らないくらいに高級になってしまったのは、あまり収穫できなくて希少価値が高いからです。

私の親世代は、山に入れば勝手に生えてるキノコとして普通に食べていたそうで、むしろ白米のほうが価値が高かったんですって。

KDDIのカタログにもお米がありますが、金額順で言えばかなり下位でした。

物の金額は、数量(供給)と欲しい人(需要)によって常に変わるから、あんまり金額ばっかりにとらわれてると、本当に欲しいものにたどり着けなくなってしまうんです。

欲しいものを選ぶ方法

私は、正直金額で振り回されるタイプです。(*_*;

改善は試みてますが、今も変わっていません。

振り回されまくってた時は、着たい洋服が全然ないのに、服の数は莫大に持っていました。

はっきりどんな服を持ってるかもわからなくなってしまうくらいにです。

このたくさんの服は皆、金額で選ばれたものです。

定価の50%とか70%とかの値札を見て、キャーお得!って飛びついていました。

でも、家に持って帰ってきたとたん全く着たいと思わないこともしばしば。

そんなもったいない買い方をやめられたのは、断捨離に目覚めてからです。

持っている洋服を90%以上処分したんです。

残す基準は、実際に着てるという単純な基準。

こんなシンプルな理由で選んで、結局残ったのが、10%くらいだったという結果でした。

減らすときはとてもしんどかったです。だから、もうおねじ過ちはしないと心に誓いました。

そんな私が買い物のときに試みたのが、こんな方法です。

  • 処分する服が出たときに購入を考える。
  • 購入する服に何を求めるかを考える
  • 着心地
  • デザイン
  • 頭の中に欲しい服の絵を描く
  • イメージ通りの服に出会うまで妥協しない
  • イメージ通りの服に出会って初めて値札を見る。
  • 購入可能金額なら買う

こうして実際に服を買いたいと思ってから購入に至るまでには、かなりの日数が必要となることが多いです。

でも、この買い方に変えてからは、着ない服に後悔するという失敗は一切なくなりました。

すべての服はヘビーローテーションです。

失敗する買い物の原因

それでも私は、金額に振り回されるタイプであって、これは完全には変わりません。

このクセを持ち合わせながらも、金額に振り回されずに本当に欲しいものを買うには、欲しいと思うものの姿をはっきり頭に描いてから買い物に行くっていうことですね。

そして、最初っから値札は見ないってことも大事です。

食料品を買う時も、ちゃんとメニューを決めてから、買い物リストを作ってから買い物スタートします。

これで、ダブり買いや、結局使わなくて腐るってことを防止できます。

金額はあくまでも、売り手側本位なのです。

買い手の私たちは、売り手に主導権を握られがちです。そして、それすら気が付いていない状況なのです。

買い手の私たちが、売り手の戦略に乗らないように買い物を成功させるには、買い手がぶら下げたニンジンに目を奪われないことです。

自分はニンジンが欲しくて来たんじゃない、このメモに書いたものが欲しくて来たんだと心に誓ったら、メモだけ見て、用のないほかの陳列には立ち寄らないことです。

これが、買い手優位の買い物です。

欲しいものわからなくならないように

金額というのは、思考を狂わせる暗号みたいですね。

でも、それがわかっていれば、振り回されない方法を知っていれば、欲しくもないもので家を埋め尽くすこともなくなるし、お金も失わなくて済むんです。

金額で選択するクセ

これに対処すれば、好きなものに囲まれ、食べたいものを食べれる、でもお金も貯まるみたいな生活ができるようになりますよ。

今日も遊びに来てくださりありがとうございます。( ^)o(^ )

コメント

すみっこ

50代主婦。
3人の子育て期を完了。第二ラウンドの鐘が鳴った。
老いるからだと戦いながらも楽しく生きてくための試行錯誤しています。
暮らしは地味に小さくを心掛け、全国を旅行しようと目論んでおります。

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