暖かくなってきましたね。
寒いから暑いへと変化してくると必ずこんな思いが沸き起こってきませんでしょうか。
着る服が無い。
私は、服のアイテム数を絞りながら生活していまして、毎日の服選びはとても楽させてもらっています。
- お仕事用
- ヨガ用
- 遊びに行く用
この3用途で服を持つようにしています。
各用途ごとに2パターンくらい用意してて
ほとんど制服化してますから、服選びはその日に何をするかで決まります。
そして、季節の変わり目が訪れると、衣替えを意識します。
私の衣替えは、買い替えと言ってもいいかもしれません。
そろそろそんな時期が来たようですね。
値札を見て欲しいと思い込む
服はどんなタイミングで買うことにしていますか?

SALEに決まってるじゃねーの
SALEは何であんなにワクワクしちゃうんでしょうね。
なんだかいいものに出会える気がしちゃうんですね。
そして、値札を見ては、こんなことを思いませんか?
50%OFF・・・安い!
その値札を見たとたん、脳がこう言ってくるんですよ。
この服めっちゃいいやん!ってね。
これも、それも、あれもと、たくさん抱えてレジに行きます。
だって、今しかこの値段で買えないですから、買っとかなきゃ損してしまいます。
さあ、もう買い忘れはありませんでしょうか?
買ったとたんゴミになる
ああ今日はいい買い物できたわ~と、おうちに帰って袋を開けてみました。
あれ?
なんだか違うんだよね。
お店で見てた時の思いと、今の思い・・・これはなんだ?
そんなことがしばしば起こります。
売り場で見ていたのは、その服ではなく値札だからではないでしょうか。
50%OFFの値札に翻弄され、脳に背中を押され購入してきたものは、
ほとんど着ないまま、ごみとなる可能性が高いです。
服が無いが口癖
たくさん購入しているのに、服が無いと言っている人は多いです。
そんな人の中には、やっぱり値札を見て購入している人が多いからじゃないかしら。
私も、そういう人でした。
関西人は、安いものを見つけるとうれしくなる傾向が強いもので、
安いもの自慢したりします。
ですが、本当にそれが欲しかったのか‥‥って言うと、そうでもなかったかもってことが多い。
長年そんな無駄買いを続けてきた自分を深く反省したのは、ミニマリズムという考え方に出会ってからです。
引き出しや、クローゼットに所狭しと詰め込まれた服なのに、そこには着るものがないという自分がいて、
なんだか矛盾していておかしいですよね。
着る服が無いというなら、これはなんぞや?と、クローゼットを指さして問いかけたいですよね。
もう、それを服と認識できないのであれば、全てはゴミであるわけです。
その中でも、よく来ている服だけ残して、後はみんな処分してしまいました。
もう今では、どんな服を持っていたのかも覚えていません。
だって、値札を見て買ったわけですからね。(;’∀’)
着たい服を分析
ゴミ袋を10も20も捨てる羽目になると、さすがにもう失敗したくなくなりますよ。
ゴミとはいえ、このゴミたちをいくら払って買ったことやら、計算するのも恐ろしい。
ゴミは、とっとと処分して、着目するのは、残した方の服です。
自分は、なぜこの服をよく着ているのか・・・
それを、しっかり分析してみます。
- 肌がきれいに見える色なのか
- スタイルが良く見える形なのか
- 肌触りがいいのか
- 首周りのシルエットはどうか
- 涼しさ、または温かさ
- サイズは合っているか
- おうちで洗濯できる素材か
私が、服に求めている要素はこんな感じだとわかりました。
着たい服に出会えるまで
自分が求める服を分析できたら、一切妥協を許さず、ただひたすらそんな服との出会いを待ちましょう。
しっかり理想の服を脳に刻み込みましょう。
値札で脳がいかれてしまわないように・・・
デザインや色がピッタリだというきっかけでその服を手に取ったら、必ず裏側についている洗濯表示を見るんです。
おうちで洗濯できるかどうか。
これは非常に大事な要素で、クリーニングしか対応しない服は、他の要素をすべてクリアにしてても絶対に購入しません。
絶対に着なくなるからです。
洗濯表示に納得できたら・・・次は試着です。
年令を重ねれば重ねるほど、思い描くものと実際に鏡に映った物の差は激しくなるばかり・・・
悲しいけど現実は現実として、鏡に映った自分と相談するようにしてください。
試着室は、自分とその服と一対一で集中して語り合える場所なので絶対に面倒くさがらずに行いましょうね。
そして、そこで想像力を引き出してみます。
おうちの服を全て持ってくるわけにはいかないので、ここで想像するんです。
私は、ひとりで、
ないな~・・・あるね~・・・とか言いながら試着してますよ。
出来れば店員さんには、しばらくそっとしておいてくださいとお願いしたいところ出すね(;^ω^)
SALEは待たなくていい
理想の服は、SALEを待たずに売れてしまうことも多いと思います。
出会えた時が、買い時と考えて購入がいいと思います。
50%OFFで買えなかったとしても、しっかり選んで購入した服には満足感が必ずついてきます。
その服を着ると楽しいはず
値札ではなく、その服そのものを見て購入してくると、
おうちに帰った後もやっぱりうれしいんです。
だって、考えに考え抜いたアイテムは、おうちにある服と合わせてもバッチリ決まっているから。
直ぐに値札を取ってハンガーに吊るしたくなります。
そして、その愛着は末永く続きます。
愛着のある服は、自然とヘビーローテーションとなり、
でばんが多くなると、お洗濯の回数も増えるので、仕方ありませんがさよならするときも結構早く来ますね。
ですが、着て着て着まくってさよなするのはとっても気持ちいいものです。
もしかしたら、また同じものが欲しいと思えるかもしれません。
そうなると今度は、分析がいりませんから探すのも少し簡単になります。
ワンイン ワンアウト
理想の服を購入できたら、さんざんお世話になったお気に入りさんには、ちゃんとお礼を言ってさようならしましょう。
仲間入りさせた分だけ、さよならできたら、クローゼットも頭の中も常にスッキリ迷いなしです。
今日は、三枚のブラウスとシャツを購入して、5アイテムほどさよなら引き出しに入れました。
さよなら引き出しに洋服がたまったら、リサイクルショップで売ってお小遣いの足しにするようにしています。
SALEに行くとお金を失います
ということで、出来るだけ安く買おうという努力が、返ってお金を失うことにつながるお話でした。
お店というのは、そもそも買いたくなるような心理作戦がいっぱい隠された場所です。
そこに行くだけで、買いたくない物まで買ってしまうかもしれないんです。
だからこっちも、万全の準備が必要ってことです。
お店のマーケティング法則に惑わされないように、脳みそを鍛えてから買い物に行きたいですね。
大事なお金を失わないように。(*^▽^*)
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