電気代節約のポイントは冷蔵庫との付き合い方

老後不安のないお金のはなし
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生活費を節約する手っ取り早い方法は、固定費を見直すことから・・・

これは、本当です。

固定費とは、住居費のような大きなお金が動く項目。

我が家のように賃貸住宅に毎月家賃を支払って住んでいる人には、この方法がめっちゃ効く!

だけど、持ち家で、引っ越すつもりは毛頭ないとか、もうすでにローン完済しておりますっていう人は、触りようのない項目。

でも、老後のお金が足りないんですっていう人は、小さいことからコツコツと!

今回は、電気代ではなくて、冷蔵庫について考えてみます。

冷蔵庫は止まらない

テレビ・・・消す

エアコン・・・使わない季節がある

洗濯機・・・・洗濯したいときだけ

家にある家電って、どれもこれも1日中うごいてるもんってないですね。

( ̄▽ ̄)あ!

あるよ!

キッチンにある白物家電・・・冷蔵庫

冷蔵庫は、ずーっと動いてるよ。

止まったら中身ごとお陀仏ですからね。

だから冷蔵庫って静かに一番長く電気を使ってるんです。

冷蔵庫にかかる電気代

冷蔵庫がどのくらいの電気代を食ってるのか気になりましたので調べてみました。

1年間の電気代=年間消費電力×1kwhあたりの電力量料金

この公式で1年間の電気代がおおよそ計算できます。

我が家の冷蔵庫は・・・っと。

あれ?年間消費電力がカタログに載ってませんよ。

なんでかしら?と調べてみると、2015年からJISの測定量が変って、より厳密に測定されたものを年間消費電力として記載することになったみたいです。

我が家の冷蔵庫は2011年購入なので、これより前でした。

あきらめきれず、パソコンでスペックを探したら、もう生産中止とのことでしたが、何とか数字を見つけることができました。

我が家の冷蔵庫は、551Lで年間消費電力は、360Wでした。

電力量料金は楽天でんきから算出、26.5whです。

360W×26.5kwh=9,540円   月795円

これって高いの?安いの?

10年前と今の違い

我が家の冷蔵庫はちょうど10年前に購入してました。

10年の家電進化はすごいんですよ。

日本はCO2 削減のためにいろんな取り組みをしてるんですが

電気を作るとCO2が排出されちゃうので、電気はあまり使わないようにしたいんですよね。

よって、家電メーカーは、電力が少なくても機能する家電開発に力を入れてるんですね。

その成果は本当にすごくて、

10年前は540~640wだった消費電力が、今は290~320wまで小さくできてるんです。

これは10年前の40%~47%ですよ。すごい企業努力。

( ;´Д`)あれ?そしたら、我が家は、新しい冷蔵庫にすれば電気代半分くらいになるってこと?

こりゃたまげたすごいね。

そろそろ10年となると故障してもおかしくないから、目星を付けときましょうか。

冷蔵庫選び

我が家の冷蔵庫は、551Lとでかいです。

これは、5人家族だった時に購入しているので、こんなもんです。

その時は、この大きさでも結構な詰め込み状態で扉を開けてもなんだか暗かったな~。

今は、4人ですがもう食べ盛りも過ぎ去り、牛乳愛好家から豆乳愛好家にスイッチングしたので牛乳にスペースを取られることもなくなりました。

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今は、こんな感じで冷蔵室は半分くらいしか使っていない状態ですね。

野菜室も半分くらいかな。

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冷凍室だけはいつもいっぱいですね。

なので、300~400Lくらいの今より小さめのものに買い替えようと考えてました。

ところが・・・

電気代だけに着目してみたら、小さいほうが電力量が少ないわけではないのです。

電力量を抑えるために搭載された、インバーター制御機能などは容量の大きな冷蔵庫に付けられているんですって。

インバーターって言うのは、冷蔵庫が中の容量だったり外気温だったりいろんなことを自分で見極めて、今の適性温度に室内をキープしてくれる賢い機能。

小さい冷蔵庫には、ついていないらしい。

なぜなら、この機能が付くことによって、コストが爆上がりするからです。

小さくて高い冷蔵庫なんて売れそうにないですからね。

だったら、我が家も大きい冷蔵庫に買い替えようって・・・それはちょっと待った!

大きな冷蔵庫は。やっぱりお値段高いのですよ。

電気代がいくら安くなるのかを計算して、どっちがお得なのかをしっかり見極めなければ返って高くなります。

我が家の今の電気代が、半分になったとしたら、

1年の電気代が、4770円

10年間の電気代が47,700円です。

冷蔵庫購入希望価格が、10万円だったとすれば、147,700円より安くなければ意味がないってことです。

しかもこの電気代は、使い方によっても大きく変わってくるんです。

電気代だけの理由で、大きなものを選ぶのは本末転倒です。

毎日できる節約ポイント

今ある冷蔵庫の消費電力を少なくできるポイントがいくつかあります。

これをやればいくら節約できるかもだいたいわかりますよ。

  1. 詰め込みすぎない
  2. 無駄な開閉はしない
  3. あけてる時間を短くする
  4. 設定温度は適度にする
  5. 壁から離して設置する

節約パワーがあるのは、1番と4番と5番です。

詰め込みすぎない

冷蔵庫や野菜室は詰め込みすぎると冷気が通り抜けられなくて、冷蔵庫が設定温度に保つためにはたくさんの電力が必要になります。

もしも半分の容量に抑えたら電気代は、年間約1,180円も節約できます。

無駄な開閉はしない

JISの開閉実験によると、開閉を半分にしたら、年間約280円の節約になります。

開けてる時間を短くする

開けている時間を半分にしたら、年間約160円の節約になります。

設定温度は適度にする

周囲の気温が22℃で設定温度を強から中にした場合の電気代は、年間約1,670円の節約。

壁から離して設置する

上と両側が壁に接している場合と片側が壁に接している場合の比較をすると、年間約1,220円の節約。

1番4番5番に気を付けているだけで、年間4,000円以上の節約ができますよ。

総合的に考えよう

我が家が次に買い替える時の冷蔵庫が、見えてきましたね。

  • 幅の狭いタイプ
  • 予算は8万円くらいを考えているので、エコ機能が付いている場合は12万円まで。
  • 冷凍室が大きいもの

今の賃貸物件もそうなのですが、築30年以上の物件は昭和仕様になっているので冷蔵庫置き場は、幅が狭いのです。

今は、置けるところに置いているので、

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リビングの引き戸を開ければ

ひょっこりはん( ̄▽ ̄)

冷蔵庫の背中が顔を出す~

格好は悪いけど、これのせいで電気代は節約できてるのかもしれません。

でも、冷蔵庫から発する熱気で夏のリビングは地獄だよ~( ;∀;)

そして、世界の環境問題に協力したいところですが、インバーター機能がついているような高級な冷蔵庫はシニア世帯にはちょっと贅沢品なので、少し難しいかと思います。

インバーター機能搭載で12万までなら買いですね。

まとめ~

電化製品は日々の企業努力によってすごくエコ進化してるってことがわかりました。

上手な冷蔵庫との付き合い方についてまとめます。

  • 10年以上の冷蔵庫は買い替えを検討。約40~47%の節電
  • 冷蔵庫の電気代を把握する(1年間の電気代=年間消費電力×1kwhあたりの電力量料金
  • 電気代と購入金額を冷静に見極めて、商品選びをする
  • 冷蔵庫と野菜室の詰め込み過ぎを半分にすれば、年間約1,180円の節約
  • 無駄な開閉を失くせば、年間約280円の節約
  • 開閉時間を半分にすれば、年間約180円の節約
  • 設定温度をひとつ落とせば年間約1,670円の節約
  • 壁から離して設置すれば、年間約1,220円の節約

できることからコツコツと・・・(*´▽`*)

今日も遊びに来てくださってありがとうございます。(*^▽^*)

コメント

すみっこ

50代主婦。
3人の子育て期を完了。第二ラウンドの鐘が鳴った。
老いるからだと戦いながらも楽しく生きてくための試行錯誤しています。
暮らしは地味に小さくを心掛け、全国を旅行しようと目論んでおります。

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