こんにちは~
50年も生きてると結構いろんな経済状況を経験することになります。
子どもの頃、1日のお小遣いが50円でしたが、50円あれば友達と豪遊できました小学生成りのね。
アイスも10円で買える時代でしたからね。
たこ焼きも大きなサイズが6個100円で買えてました。
少し大人になって、洋服を自分で買いに行くようになったころは、バブルがはじける前だったせいで、高級な商品が並ぶようになりました。
私も庶民ながら、一着8万円のスーツとかカードの分割払いで購入していた記憶があります。
あのスーツは、当然もうありませんが、今では考えられない買い物です。
その時は、みんながそういう波にいたせいで、おかしなこととは全然思いませんでした。
それが少し前には、スーツが1万円以下で買える物となるくらいデフレ状態になりました。
そして今現在、物価が急上昇しようとしています。
日銀の黒田さんは、金融緩和を当面緩めないとされましたが、アメリカとの金利差が広がることで、急激な円安状況を止められず、ロシアも戦争を止めず、この物価上昇は今後も続きそうです。
お~い岸田君なんとかしろ~・・・そんなことをぼやいてても何もよくはなりません。
庶民は、こんな時どうすればいいんでしょうね。
買わないが一番
一番いい方法は、買い物をしないこと!これが一番簡単・・・だけど難しい
買い物をしなければ単純にお金は減らないから、一番簡単な物価高騰に巻き込まれない対策。
だけど言うのは簡単、やってみるのはかなり困難です。
何もかも買わないというのは、生きている以上無理です。
だけど、今まで買ってた中には買わなくても済んでくものがあるはずなのです。
それを分析することがまずは最優先。
それは、つまり、家計簿をつけるということですね。
続けられる形を見つける
家計簿と聞くだけで、無理無理無理・・・・と拒否してしまう人がたくさんおられますが、家計簿が、難しくなってしまうのは、市販のきちんとしたものしか知らないからではないでしょうか。
家計簿の付け方に正解はなくて、家計簿はどんな様式で記録しても結果分析ができるならそれで役割は十分果たしています。
因みに私も家計簿らしきものを記録するようになったのは2年ほど前からです。
それまでは、項目別の袋に現金を分けて管理してました。これでも結構いい感じにお金は貯まっていましたが、このやり方はキャッシュレスの波にそぐわない方法だと悟り、家計簿に切り替えました。
切り替えてみて、こちらの方がずいぶん楽だと知り、何でもやってみなくちゃわからないもんだ食わず嫌いは損するわと思いました。
私の家計簿は、市販品のカラフルなものではありません。ただのノートにラインを引いたものです。
縦にラインを引いて、日にち、項目(食費など)、品目(必要であれば)、金額、支払い方法、店名、以上に区分けします。
項目は、食費(S)、日用品(N)、医療(I)、高熱通信(K)、特別支出(T)の5項目で、特別支出には、衣料品、イベント、慶弔費など、日常でコンスタントに出て行かない費目が入ります。
支払い方法や、店名を記録しているのは、クレジットカードの支払いを管理するためです。
クレカが不正に使用されてしまったときでも、早い段階でカード会社に連絡すれば、使い込まれた金額が保険でカバーされます。なので、毎月のカード明細と家計簿を突き合わせてチェックしていくのは、お金を守る必須ルーティーンなんです。
一番家計簿が、続かない理由その①となるのが、細かく品目を記入する作業だと思います。正直ここは細かく記入する必要が低いです。何なら空白でもいいくらい。
特に食費や日用品では空白でOK。
記録しておいた方がいいのは、特別支出に入るときです。
この項目は、支出を減らす際に一番に着手する項目なので、何に使ったかは記録しておいた方が後々簡単です。
例えば、我が家は衣料品も特別支出に入れてます。服は、もはや特別な出費という認識で、めったにない出費です。登場頻度が高くなれば素早く切る品目なので、記録が必要です。
我が家の家計簿記録は、以下の段取りです。
- レシートは、必ずもらう
- 項目別に記入する
- マネーフォワードに入力する
マネーフォワードは、無料で使える家計簿アプリです。
これに入力しておけば、項目別予算の何%まで使ったのかが一目瞭然でわかります。
家計簿が続かない理由その②である計算をしなくてもいいのです。
そして、最終的にどの項目がいくら必要なのか、いくら使いすぎているのかの分析が簡単にできるようになります。
私の場合、レシートを家計簿に記入していますが、レシートを読み込む機能もあるので、記入が続かないのであれば、こういった機能を使って家計簿アプリ一本化にするのがいいですね。
とにかく大切なのは、続けること、分析することですから、自分に合ってる方法を見つけることです。
買わなくていいものを掴む
分析ができたなら、次は減らすものを決める作業。
わが家は、今年見事に住居費を30%以上減らすことに成功しました。
医療保険も全部解約し、携帯電話も楽天モバイルにし、住居も減額できたので大きなところはほぼ完了しています。
引越しすることで、家賃を下げる効果はもちろんですが、意外な効果がありました。
モノをお家に入れたくないという気持ちがすごく強くなったのです。
引っ越し先が狭いから狭いから・・・と使っていた家具はほぼ処分しました。おのずと中身も精査して減らして、団地にある収納に入りきるだけのものを持ってきました。
すると狭い狭いと思っていたお家が、広い広いお家になり、すごく落ち着くのを感じたんですね。
毎日義務感があった掃除もすごく楽に短時間で仕上がるようになって、義務感すら減らすことができました。
居心地がよくなったこのお家をこのまま保つには、買わないことが一番です。
簡単に増えていきがちなのが、洋服や100均などの雑貨。
8万円のスーツを買っていた時代からは考えられないくらい、安くてよい品が売られる時代になりまして、欲しいと思えば簡単に買えます。
これを阻止する方法・・・
- 買いたい衝動が起きてもすぐにお店に行かない
- 買いたいと思った理由を分析する
- その理由が永続するのかしばらく考える
- 買いたいと思ったものの代わりになる物がないか家の中を探す
- 今持っているものの可能性を見出す
これだけの行程を踏むには結構な時間がかかります。
本当に必要ではなくて、感情で買いたくなったものは、時間を空けることで買いたい衝動が静まってくるものです。
なんであんなに欲しかったんだろう?
と思うもの、すぐ買っていたら、感情が覚めてしまったときにいらないモノになってしまいます。
それは結構あっという間です。
欲しいものをすぐに買ってしまうのは、デフレ時代に培ってしまったクセです。
だんだんとインフレになっていく世の中に対応していくには、このクセは直す方が生きやすくなります。
買いたい!欲しい!
は、妄想です。時間をできるだけ長ーくおいて、自分の感情の変化を見守りましょう。
買いやすかったユニクロさんも原料高騰という理由で値上げ宣言されましたね。
ちょっと悲しいですが、変なクセを治すいいきっかけだと思うことにします。
小さなことの積み重ねが大きな安心に育つ
やってることは、地味で小さなことです。
だけどやった人だけが知る大きな安心が得られるのは確かです。
この成果は、世の中がどんな風に変わっても生きる力となります。
少しのもので満足できる心が育てば、少しのお金でも十分幸せを感じられますから、
多少のインフレも対処可能です。
びくびくしない強い心は、誰にも奪われない宝物。これを持てたら最強ですね。
今日も遊びに来てくださってありがとうございます。(*^▽^*)
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