こんにちは~
はまるとそればっかりになってしまう。
洋裁にはまって佳境を迎えた昨日は台風真っただ中
台風を遠目に襟つけ
今手がけているブラウスは、
「1日でできる夏服」
という本からピックアップした。
手がけてからもう4日になるが、まだまだである。
どのくらいのレベルの腕を持てば1日で仕上げられるのか?
我が母なら十分可能だな。
タイトルに踊らされて技量もないのに先を急げば、ろくな結果にならないのが常。
だけどゴールが見えて来たときに、今までの冷静さを欠くことも常。
私の技量でもっとも難関は襟つけ。
襟には襟芯をアイロンで貼り付ける。せっかくしつけ糸で時間をかけて印をつけたのに、芯を貼ると印が消えてしまうことに気づいた。
こういうところだ。
こういうところから、綻びが出る。
それでも堪えて、上から型紙を乗せ直し、白のチャコペンで型紙の外をなぞった。
襟芯を貼るとフニャフニャしていた生地がシャンとして動かない。これならチャコペンでもなぞれる。
私は安堵して身頃に襟を付ける作業に取りかかった。
ここまで来ると、タダの布がブラウスっぽくなってくるから余計に熱くなってしまう。
時間は夜の8時。外は台風の雨。
もう切り上げてお風呂に入ろうか…と一瞬迷ったけれど、襟の片側だけミシンかけてみよう。
これがいけなった。
片側にミシン掛けすると反対側にもかけたくなる。時間はそんなにかかっていないし。
その勢いに任せてミシン掛けを進めた。
ところがここで、問題発生!
襟の中にすっぽりと縫い代が入ってこない。
(◎_◎;)
引っ張って無理やり入れ込んで縫い進めた。
できた!!
そう思って正面から襟の具合を見て愕然とする。
襟の周りはしわだらけ、無理やり引っ張って縫いつけたのがいけなかった。
それなのに、私は引き返さずに先に進む。
襟のぐるりにステッチミシンをかけた。これでごまかされるだろうと目論んだのだ。
もちろんそんなにうまくいくわけはない。
襟は引き連れたように付けられている。
あ~もうお風呂入ろ
私は、嫌になってお風呂に入った。
台風一過と脳ドック
朝目覚めるとすっかり雨は上がりたいふうもどこかへ行ってしまったようだった。
日曜日には夫婦で脳ドックの予約を入れていた。
近所の病院で脳ドックを25,000円でやっていると知って、旦那さんが会社を辞めるこの機会に2人でやってみようということになった。
2人で5万円は結構な出費だけど、もう二人とも若くない。
外からはわからないところが今どうなっているかを知っておくのは、今後の折り返し人生には必要なことじゃないか?
健康あっての幸せな老後なのだ。
特に脳って言うのは、いかれるとその後の人生が悪い方へ一変するし、もしかしたらそこで終わるかもしれない。
例えばもうすでに、何らかの問題が発生していたとしたら、これから処置をすれば、知らない間に大事に至ることも防げる。
どちらかが脳卒中で倒れればたちまち元気な方の人生も共倒れすることになる。
そう考えれば、5万円は決して高くないのではないかと思う。
良く調べてみると、私の職場では、パートであってもドックの補助金が1万円出るらしい。
これは非常にありがたいことだ。
私たちは毎朝5時起きなので、予約時間も一番早い時間にしてもらった。
それでも5時に起きれば時間はたっぷりある。
私は、昨日やっつけ仕事をしたブラウスを改めて眺めてみた。
朝見ると、それは余計に粗が見える。これをそのまま完成させたところで、たぶん着なくなるだろうと思えた。
だったら、これからやることはひとつしかない。
もう一度襟つけの振り出しに戻ること。
全部をつくり直す生地はないけれど、襟だけならまだ何枚かは取れる布地が残っている。
私は昨晩ガチガチに縫い付けた襟をほどく決心をした。
しかし、これが思いのほか困難を極める作業になった。
薄手で黒い布は、縫い目が非常に見え辛く、焦れば見ごろに穴をあけてしまう恐れがあった。
しかし早朝の私は、冷静で少しづつ糸切狭を進めることができた。
脳ドックに行く前には半分ほどくことができていた。
時間が来て、作りかけのブラウスを片付ける。
洋裁は、根を詰めてやればいいというものではないと実感する。
こうやって、休憩しながら進めていく方が後戻りが少ないのだ。
脳ドックは約一時間で終了し、朝一番のホットヨガに間に合う時間に帰ってこれた。
結果は3週間後に郵送してくれるということだ。
ブラウスのことは忘れてホットヨガへ行く。
ヨガから帰って、すっきりした頭で襟の糸を外す。
かなりがんじがらめな縫い方をされていて(自分で縫ったのだが…)最後まで手こずったけれど何とか、襟と身頃を切り離すことができた。
それでも襟は、ボロボロでもう使えそうにないので、もう一度裁断からやり直すことにした。
今度は襟芯を貼ってから印をつけて裁断しようと思う。
いつ出来上がるのか途方に暮れはするけれど、うまう出来上がれば来年の夏に着ればいいのだから・・・丁寧に進めていこう。
今日も遊びに来てくださってありがとうございます。(*^▽^*)
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