先日のただならぬ長男の様子を見て、
直ちに旦那さんに報告。
次男もその場で私の話を聞いていました。
外の世界で働く彼らの意見を聞いて、ちょっと心を落ち着けたい気分なのでした。
今じゃないでしょ
長男が働く業界は、常に人手不足の介護職。
うつ病になり、克服し、再発し、大学をやめ、引きこもりになり、社会復帰したのが介護の世界。
社会は、何をやっても甘くないけど、介護の世界は、相当に過酷。
過酷なのに報酬が激安。
頑張っても頑張っても激安は変わらない。
そんなんでも、なんとか3年戦って、介護福祉師の国家試験も受かって、これでやっと、それなりの報酬になるかと思ってたら、ヤッパリ激安のまま。
これ以上頑張っても希望がないと悟り、今年の12月ボーナスをもらってから辞めようと心に決めた。
もちろん、転職先を用意してからの退職を企ててて、少しずつ資格試験にも挑戦していた。
このときの状態での転職は、正解だと思ってたから、旦那さん共々応援もしてた。
ところが、ここに来て急に、ホントに急に
辞める。今すぐでも辞めたい。
そんなことを言い出した。
あれだけ綿密な計画を立てていたあなたはどこに行ってしまったのか…
今は全くの別人。
まさに最悪の転職タイミング。
今じゃないでしょ。
失敗をお金に換算してみると大した金額ではないかもという気づき
次男も転職経験者。
彼はプログラマーで、3回の転職経験者。
今の会社がベストだとは、一切思ってないらしい。
サラリーマンである限り、どこへ行っても一長一短、この程度なんだと 悟ったらしく、
ここでは、しばらく安定した給料をもらって資産を貯める目的だけに通うと割りきったそう。
そして、次は転職ではなく、独立の道を考える…かもしれない。ということです。
長男の話を聞いていた彼は、
職場でミスをした場合、それを全て金額に置き換えてみる。
そうしたら、以外に損させてもいないから、会社もそんなにダメージないし大丈夫だろうと思えるらしい。
介護職において、命に係わること以外は、結構大丈夫ということにならないだろうか。
だけど、この考え方に変えるには、結構な時間がいりそうだ。
もう引き返せない
旦那さんと長男の話が大方終盤に差し掛かっているときに、こうちゃんのお世話を終えて帰宅しました。
旦那さんの話っぷりから察するに、私たちが思う方向には、向いていないようでした。
辞めてしまうんだ・・・
こうちゃんは・・・・?
お嫁ちゃんは・・・・?
(ノД`)・゜・。
過酷な介護職、困難な利用者さんからの暴力など悲しいことを経験しながらも、真面目で一生懸命な性格の彼は上司からの評価はたかかったようでした。
しかし、その中間層の先輩には、その評価が気に食わないと思うものもいて、水面下でのいじめも発生していたらしいです。
シフトもうるさい人が得をして、真面目な人が損をする傾向にあって、移動してまだ1年未満の自分は言えない立場だからと我慢を募らせてきたらしいです。
夜勤の仕事は、うまいこと睡眠をとらなければ体がもたないのだけれど、赤ちゃんが生まれるとやっぱり赤ちゃん中心の生活になる。
そのため睡眠負債がたまっていくのもすごく気にしていた。
それもこれもあれもと、いっぱいのお悩みにまみれながらも家族がいるんだからと、踏ん張ってはいたのですが、ある夜勤の日に、ミスを連発してしまったことで、先輩にいろんな陰口を言われないように気を付けていた気持ちが、ぷっつりときれてしまったようです。
もうこれ以上行ったら、病気になるかもしれない。
この言葉は、私たちにとっては印籠のようで、もう何も言えなくなってしまうのです。
旦那さんは、転職するタイミングとしては、かなり良くはない・・・でも本人の気持ちは変わらない。
それなら背中を押してやろうと決めました。
何がベストだなんて言いきれませんが、少し長く生きてる人間には、ちょっと先が見える気がしてしまうんです。
だからとっても不安になります。
しかし、これ以上踏み込んで長男の人生の舵取りをしてはいけない。それは私にもわかりました。
過去にこれで大きな失敗を犯してきましたから・・・
見守ること・・・私たちの大きな課題です。
それが必要だと頭でわかっているはずなのに、実際に起きてしまうと、動揺を隠せなくなってしまう。
ちょっと先が見える目は、いい未来を想像しないから、それを防御したくなってしまうのです。
防御して必ずいい結果がでるなんて確証がないのに・・・
だから、神様は、私たちに見守りのセンスを身に着けさせようと課題を出しているんでしょう。
出来事には、意味があるらしいのです。
今回のことは、私たちにできていない見守りのセンスを磨けという意味があると、思い込もうと努力の真っ最中。
あ~おなか痛い、息苦しい。過呼吸になりそうだ。
修行は過酷
だけど終わりは必ず来るからね。そう信じよう。
今日も遊びに来てくださってありがとうございます。
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