寄りかかっていると幸せになれないわけ

子育て親育て

電車の中でなんだかこの人・・私を支えに立ってるんじゃないの?なんて不愉快に感じたことはありませんでしょうか。

最近では、コロナの影響で触れ合う事への抵抗感から、こういう事象も減りましたが、寄りかかっている側の人は、いつもそんな風にしているせいか、その状態が極々普通であって、人に迷惑をかけている自覚もなくなってしまっている可能性があります。

そんな寄りかかり癖、私たちの中にも存在します。

娘に寄りかかる母

最近、我が娘は無事社会人になり、毎日労働にいそしむこととなりました。

職場には同期がおり、幸い良い関係性を築けそうとのことで安堵しております。

そんな同僚の様子がなんだかおかしくて、どうしたの?と聞いてみたところ、家に帰りたくないというらしいのです。

昨日お母さんとけんかをしてしまったようです。

いや、喧嘩というよりは、母親の一方的な怒りのようです。

彼女は3人兄弟の長女、短大を卒業してこの職場に就職してきました。

なんと職場は、おうちの目の前。通勤時間0分です。何とも羨ましい。

そして、同じ職場にお母さまもパート勤務されているようです。

彼女は、つい昨日までは、その環境にそこそこ満足していたようでした。

しかし、何らかの原因で、お母さまに交際している彼氏さんの存在を知られてしまい、お母さまは大激怒。???

すみっこ
すみっこ

なんで??20歳の娘に彼氏がいても、何も不思議なことではないし、むしろ喜びなんじゃないの?

って言う私に、次々と驚くべき事実を話す娘。

彼女のお母さまは、彼氏だけでなく、お友達とのお付き合いも懸念されていて、門限は何と午後6時。

すみっこ
すみっこ

小学生かよ。これじゃ、友達出来ないね。

また、お財布も定期的にチェックされたり(勝手に)、携帯電話の履歴もチェックされたり・・・

まるで、旦那の浮気を疑う妻のように思えて仕方ありません。

彼女は、それでもお母さまの意に沿うよう努力して生きてきたようです。

しかしながら、今お付き合いしている彼氏さんの事は、それ以上に大切な存在だったのでしょう。

初めて母に反旗を翻そうと意を決したそうです。

気が付いてよかったな~。(;^ω^)

我が家の食卓に於いて、勝手に話題の中心になって迷惑かもしれませんが

旦那さんも含め、皆が彼女に心からエールを送りたくなりました。

彼女の人生は、彼女のものだから。

お母さんから生まれてきたとしても、彼女の人生をコントロールする権利はまったくありませんもの。

こんな偉そうに述べている私自身も、このお母さまと同じようなコントロールママになってしまっていた経験があります。

私の場合は長男に対してです。

長子、一番最初に生まれてきた子供は、大方まじめで、お母さん思いの子供が多くて、

お母さんの言うとおりにしようと努力する子が多いように思います。

このとき、母がコントロールママであっても何の疑問もなく、お互いある程度までうまくやっていけるのですが、

子どもが成長してくると、この状況に疑問が湧いてくるようになります。

長男は、それでもまじめにコントロールママに従順であったがために、うつ病で何年かを治療に費やすことになりました。

この何年かは、同時にコントロールママである私を改心させるための期間となりました。

すみっこ
すみっこ

そうそう・・・

10年かかった

今回の、この彼女は、コントロールママと闘う意思を決めています。

これは、大変勇気がいることだと思いますが、自分を守るために絶対がんばってほしいと、元コントロールママは願っています。

仮に、勇気を持って家を出たとしても、職場が実家の目の前だし、お母さまもそこで働いているという環境は、なかなか過酷ではありそうです。

片やこのお母さまは、自分の異常な執着心に気が付いておられるでしょうか。

いやいや、逆にまっとうな母親の愛情だと勘違いされていると思います。

知らず知らずのうちにこのお母さまは、彼女に寄りかかって生きてしまってるんですね。

彼女という支えがどこかに行ってしまわないように、警戒心を募らせ毎日監視するようになってしまったんですね。

お父さんの存在

ここに出てこないお父様の存在はどうなっているの?

お父様は健在ちゃんと夫婦として生活されてます。

しかし、お父様はお母様とはまったく真逆で、一切子育てには介入されないらしくて、

お母様の子育てのにも意見されることがないのだそうです。

我が家の旦那さんは、このお父様に重大な問題があると分析しておりました。

我が子が、悲しい思いをしているのに何も感じないなんておかしいと・・・

子どもに関心がないなんておかしいと・・・

父ちゃんしっかり~

そこのところは、詳しくはわかりませんが、お父様の心は恐らく外に向いてるんでしょう。

お仕事のせいか、もっと別の原因か・・・

それがあっていたとしたらお母様は、とても寂しいんじゃないかと想像してしまいます。

心のよりどころを、長女に求めちゃったんですかね。

家族であっても寄りかからない

目をつぶって想像してみてください。

お父さんが中心棒になって、そこに向かって家族ひとりひとりが放射線状に寄りかかっている。これが家族の在り方だとしたら、

誰一人として、ここから抜けることは許されなくなります。

だって一人でも抜けてしまったら、ガタガタっとバランスが崩れてみんなが立っていられなくなりますもんね。

お父さんも、お母さんも、子どもも、斜めに寄りかかって立っていてはいけないんです。

いつ誰が抜けても、全部が崩れてしまわないように、ひとりひとりがまっすぐに立って、それぞれの役割を理解して、それを毎日淡々とこなしていけてれば、子どもが成長して家を出たり、結婚したりしても、その場所はなくなったりしません。

歴史を塗り替える

日本は、昔、年老いた親は子供が面倒を診て当たり前という思想でした。

だから、家の跡継ぎ問題があったり、長男が異常にもてはやされる傾向にあったりしたわけですが、

これからは、自分の人生は、自分で責任を持つ時代。

もちろん年老いた親を見てみぬふりで放っておけというのではなくて、親も自分で生き抜く準備をしなきゃねってことです。

たとえ、子どもであっても、依存心を持っては、お互いに不幸になってしまいます。

誰誰がいないと生きていけない自分にならないように生きていけると、とても楽なんですよ。

その誰誰さんに依存している限り、その人に媚びへつらうか、鎖を付けて四六時中逃げないように見張っているかのどちらかの人生になってしまいますからね。

過去のしきたりは、過去のもの。

さっさと塗り替えて、ひとり立ちの準備を進めましょう。

寄りかからないお気楽人生を実現しましょう。

コメント

すみっこ

50代主婦。
3人の子育て期を完了。第二ラウンドの鐘が鳴った。
老いるからだと戦いながらも楽しく生きてくための試行錯誤しています。
暮らしは地味に小さくを心掛け、全国を旅行しようと目論んでおります。

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