このようなデーターをよく見かけます。
年代別に、貯蓄額の統計を取ったものです。
【単身世帯】
・20代…平均貯蓄額106万円 中央値5万円 貯蓄ゼロ世帯45.2%
・30代…平均貯蓄額359万円 中央値77万円 貯蓄ゼロ世帯36.5%
・40代…平均貯蓄額564万円 中央値50万円 貯蓄ゼロ世帯40.5.%
・50代…平均貯蓄額926万円 中央値54万円 貯蓄ゼロ世帯37.2%
・60代…平均貯蓄額1335万円 中央値300万円 貯蓄ゼロ世帯29.8%
【2人以上世帯】
・20代…平均貯蓄額165万円 中央値71万円 貯蓄ゼロ世帯22.9%
・30代…平均貯蓄額529万円 中央値240万円 貯蓄ゼロ世帯15.8%
・40代…平均貯蓄額694万円 中央値365万円 貯蓄ゼロ世帯18.7%
・50代…平均貯蓄額1194万円 中央値600万円 貯蓄ゼロ世帯21.8%
・60代…平均貯蓄額1635万円 中央値650万円 貯蓄ゼロ世帯23.7%
平均値は、たくさん貯めている人に引っ張られた金額だからあてにはならない。中央値が真ん中の方としての金額です。そして、貯蓄0円の人がこんなにもいるんです。
っていうことですが、
だから?どう?って気持ちにもなったりします。
周りが気になる
人は、多くの人からかけ離れることを嫌いますね。
だからきっと、平均をすごく気にしてしまいます。

平均貯蓄額って、意外とたくさん貯金しているのね。(汗)

でも中央値は平均値の半分以下でしょ。中央値くらいに入ってれば安心じゃね?
他人の安心は、自分の安心ではないんですよね。
だって生活様式も、お仕事も家族構成も、ぜんぜん違うわけだから、貯蓄額だけ真ん中に埋もれて安心するのはちとおかしいかもです。
安心しても落ち込んでもそこまで・・・
ここで一番注目してしまうのは、やっぱり貯蓄額0円。
自分ちは、少ないながらも0円ではないぞ。下には下がいてはるもんね。安心した。
そんな安心感も生まれそうです。
0円の人たちのマウントを取りに行っても、自分には何のメリットもないんですけど。何となくこの辺で安心しておしまい。
他人の数字は、ちらっと目にするくらいにしておいて、自分自身に向き合う方が有効ですよ。
自分に集中
今浮かんできたことは、息とともに吐きだして、自分の中を見つめます。
周りの人とは比べません。
出来ないことを認めてあげます。
出来ることも認めます。
ヨガに行くと先生が、こんな言葉をかけてくれます。
私たちは、人と比べたがりなんです。
落ち込むことも多いくせに比べたがるんです。
そんな行為は無駄なことで、只々自分を苦しめるだけなんですよね。
人と比べて、人より劣ってることに注目してしまうから自己肯定感が下るんです。
できるところを見つけて、認めて、伸ばせばもっといいことがあるのにね。
自分の実力を見出す
- 働いて収入を上げる
- 支出を削減する
- 資産運用をする
- 副業をする
しいて言うならどれが得意ですか?
自分の中に眠る得意を見つけて伸ばしましょう。
私は、支出の削減が得意でしたので、それを伸ばすことで貯金を増やしてきました。
1の働いて収入を増やすことは苦手でも、間接的に頑張ることは得意かもしれませんよね。
例えば、主な収入源の旦那さんの、働く意欲を上げるためにサポートするのが得意な人もいます。お料理が得意だとか、整理整頓が得意だとかは、帰ってくる人の心をほっとさせますからね。笑顔が得意なのもいいです。
そんな得意がうちの中でしか生かされない地味な得意だとされてたのは、昔の話で、今はネットを通じて、そんな得意を発信して、副業に出来ている人も多くいらっしゃいます。可能性は、無限だなってつくづく思うんですよね。今の時代。
本を読んで投資の勉強をして、株を買ってみたら意外とできる私を発見できるかもしれないです。
自分値を割り出す
老後2000万円問題も、高齢者の生活費を平均値で25.5万円として、厚生年金が21万円もらえるから、あと5.5万円ほど足りません。95歳まで生きると想定したら2000万円たりませんよ。と、こういうお話です。
これは誰かには当てはまることかもしれないけど、お手本でも何でもないってことは、理解しなくてはいけないですね。
自分にもし2000万円の貯蓄がすでにあったとしたら、これくらいの生活は可能なんだねって言う指標にはなりますよね。
だけど、無いからもう生きていけないって言うのはちがうし
年金が少ないからや!とよそに怒りをぶつけるのも違います。
政治家にはずるいことしてる人が多いから、ついつい一緒にして腹立ちがちですが、それとこれとは別々に。混ぜても自分にとってはいいことひとつもありませんからね。
冷静に以下の事をまずは、書き出すことから始まります。
- 今自分の純資産はいくらか
- 毎年の生活費はいくらか
- 将来の年金はいくらか
これらがわかれば、是非是非エクセルで金表を作って、自分の数値(自分値)を入れてみてください。
今からの頑張りどころが一目瞭然となります。
世間一般の、平均値や中央値に寄りかかっていないで、しっかりと自分値と向き合って今からの時間を使い倒しましょう。
まだまだ遅くはないですよ。(*^▽^*)
今日も遊びに来てくださってありがとうございます。
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